甘酒=醍醐=最も美味なるもの

甘酒のこと   「醍醐」と言う飲み物

甘酒 平安時代
平安時代

 平安時代の飲み物で甘酒と牛乳を混ぜた飲料の事を「醍醐」(だいご)と称しました。昔の事ですから牛乳を飲むのは一部貴族に限られたいた事と思います。

 

 醍醐とは「もっとも美味なるもの」と言う意味をもっています。この平安時代の甘酒カクテルは貴族から大変愛された飲み物でした。

 

この語源をもって、物事の最高の出来事や行動にたいして「醍醐味」と言う言葉ができました。


甘酒のこと   「飲む点滴」といわれる飲み物

 甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれています。

 

 これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、甘酒は「飲む点滴」と称され大変健康によい飲み物です。


甘酒のこと   夏、冬問わずに身体の為の飲む物

甘酒売り
甘酒売り

 かつては夏に、「甘い・甘い・あ〜ま〜ざ〜け〜」などの文句で行商も多く、俳句において甘酒は夏の季語となっています。

 

 甘酒を夏に飲む場合は夏バテを防ぐ意味合いもあり、栄養豊富な甘酒は体力回復に効果的ないわば「夏の栄養ドリンク」として、江戸時代には夏の風物詩でした。

 

 守貞漫稿には、「夏月専ら売り巡るもの」が「甘酒売り」と書かれているほど非常に人気がある飲み物でありました。

 

 当時の江戸幕府は庶民の健康を守るため、老若男女問わず購入できるよう甘酒の価格を最高で四文に制限しており、武士の内職としても甘酒造りが行われていました。

 


甘酒のこと   古代からの贈り物

甘酒 日本書紀
日本書紀

 甘酒の起源は古墳時代に遡り、『日本書紀』に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述があります。


 古くは「一夜酒(ひとよざけ)」または「醴酒(こさけ、こざけ(「濃い酒」の意))」と呼ばれました。